3つのFX基本知識・心構え【初心者必見】

FXを始めたばかりの方やこれから始めようという方は色々とお勉強に取り掛かるかと思いますが、ここではそんな初心者が必要な3つ心構えを紹介していきます。

  • 流れを見極める事
  • 万が一の時の備え
  • 借金してはいけない

それではひとつひとつ見ていきましょう。

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FXトレードではその流れを見極める事が必要です

他の記事でも何回か説明していますが、為替相場は基本的に元旦や土日を除く24時間動き続けています。月曜日の朝に始まり、土曜日の朝に終わる、これを為替相場は年50回程度繰り返しています。

そして、これだけ長時間動いている為替相場なので、当然ながら大きく動く時間帯もあれば、あまり動かない時間帯もあるのです。

もっとも、大きく動く場合には重要な経済指標の発表時間や突発的な高官や地政学的リスクなどが起こった時になりますが、重要な経済指標の発表時間はともかくそれ以外の事象については特に時間帯は決まっていません。

ただ、為替相場というかFXトレードは世界中で行われていますので、各国のトレーダーによる動きで大きく動く時間帯とほとんど動かない時間帯が存在するのです。

為替相場が動く時間帯

FXトレードは、世界中のトレーダーが参加して行っていますが、その参加開始時間は各国によって異なっています。まあ、これは各国の時間がずれていますので当然になります。

日本でFXトレードをしている時にロンドンやニューヨークのトレーダーの方は寝ている、逆にロンドンやニューヨークのトレーダーがトレードをしている時に日本のトレーダーは寝ているなど、各国のトレード時間帯には結構差があるのです。

そして、トレード時間帯に差があるという事は、各国のトレーダーが参加してくる時間帯にはボラティリティーが大きくなる=為替相場の動きが活発になります。

つまり、ロンドンやフランスなどの欧州勢が参加してくる15時30分近辺やニューヨーク勢が参加してくる21時近辺になると、為替相場のボラティリティーが大きくなるのです。(夏時間と冬時間とでは1時間の差があります)

そして、為替相場のボラティリティーが大きくなるという事は、それだけトレードが活発になりますので、結果として為替相場に大きな動きが出る可能性があるのです。

トレードで稼ぐためには、為替相場がより大きく動いた方が稼ぎやすくなりますので、トレード時間帯に余裕のある方は欧州勢が参加してくる15時30分近辺やニューヨーク勢が参加してくる21時近辺を狙うというのも1つの方法になります。

為替相場が動かない時間帯

為替相場が動く時間帯があれば動かない時間帯もあり、動かない時間帯はズバリ日本時間10時〜15時近辺までになります。とは言っても、全く動かないと言う訳では無く、為替相場全体で見ると比較的動きが少ない時間帯が日本の時間帯になっています。

そして、FXトレードでは為替相場が動かないと利益を稼ぐのが非常に困難になってしまいます。また、稼げる場合でも時間が掛かる可能性が高いです。

さらに言うと、日本の時間帯は比較的ボラティリティーが少ないため、トレーダーの突発的な仕掛けによって一時的に大きな動きになる可能性もあり、少し油断していると損失を出してしまう事にもなりかねません。

ですので、FXトレードで稼ぐためには、為替相場が大きく動く可能性のある時間帯を狙う事やあまり動かない時間帯にはトレードしないなどのメリハリを付けてトレードする事も必要になってきます。

FXトレードでは万が一の時の備えが必要です

FX取引において、ストップ設定(ストップロス注文)は、命綱のような役割を果たします。だってそれは、思いもよらぬ大暴落の時でも損失を限定するからです。(ストップは損失を限定するだけのものではありませんが、ここではそういった意味で使わせていただきます)

思い起こせば随分前の話になり、当時のインパクトが大きかったため今でも覚えていますが、2007年から為替市場にとっては非常に激動の年になりました。2007年2月の中国株式市場の暴落を発端にした世界的な株価大暴落により、為替市場も大きな影響をうけクロス円は軒並み暴落しました。

まずは、2007年8月にアメリカのサブプライムローン問題が表面化し、為替市場は2月の暴落を上回るほどの大暴落になりました。そして、2007年10月後半には、再びサブプライムローン問題を発端として、為替市場は2007年3度目の暴落になりました。

その後は、一進一退を繰り返していましたが、2007年年末〜2008年初めまでに掛けて為替相場は再び暴落しました。そして、この変動の激しい為替相場は2008年も続き3月、10月と2回もの大暴落に見舞われました。

さらに、2010年から続く欧州危機により歴史的な円高になり2011年3月の東日本大震災後には大暴落が起こりました。このように、2007年からの為替市場では、何度となく暴落に見舞われ、その結果、多数の方が為替市場から退場せざるを得ない状況になってしまいました。

それでは、一体なぜ多数の方が為替市場から退場してしまったのでしょうか?

FXトレードではストップ設定が重要です

多数の方が為替市場から退場した理由について私は、

  • ここまで下がれば、もう下がらないだろう
  • ここまできたから、あとは上がるだけなんじゃない?

という自分勝手な思い込みやストップを設定していないFX商材を信じていたため、結果的に損失を拡大させてしまった事が非常に大きかったのではないかと思います。

確かに、ストップロス注文を入れないで含み損を抱えていたら、決済=損失確定ではありませんので、負けた事にはなりませんが、そんな事をしていたら近い将来必ず破滅する事でしょう。

また、多大な含み損を抱えていれば毎日毎日為替レートが気になってしまい、夜もおちおち寝ていられないなどの精神的な問題も起こってきます。

ですので、ポジションを持った場合には自分の損失許容量の範囲内で必ずストップロス注文を入れてください。FX取引においては、為替レートが気になって眠れないなんて本末転倒なのです。

それから、ポジションを保有する場合ですが、ストップ設定に関して経験則で書かせていただくと、ポジションスクウェア(ノーポジション)時にあらかしめどこにストップを設定するか決めておく事これが重要になります。

だってそれは、ポジションを持ってしまうと少なからず自分の思い込みというか願望が入ってしまいがちになりますが、ポジションスクウェアの場合は、冷静に相場を読む事が出来るからです。

という訳で、あなたがトレードを行う場合は、あらかじめ自分の損失許容量の範囲内で必ずストップ設定を行って下さい。ストップ設定は、あなたの命綱のようなものです。

FXトレードでは借金してはいけません

FXで稼ぐためには、当然ですがFXトレードするための資金が必要になります。もっとも、資金が無ければトレードする事が出来ないなんていう事は、普通に考えれば分かると思いますが、その資金の中身が問題になる事があるのです。

そして、資金と言えば小遣いから捻出したり貯金から捻出したり、専業の方であれば事業資金から捻出したりと、いろいろと出処がありますよね?

これらは、俗に言う自己資金ですが、中には資金がなくて、あるいはFXトレードで損失が膨らみ資金が無くなってしまい、他人から借りる、もしくは消費者金融やクレジットカードなどのキャッシングで借りるなど、自己資金以外の資金を用意しようと考えている人々がいるのです。

確かに、資金が無ければFXトレードが出来ないという事は分かりますが、その資金をキャッシングなどで用意するという行為はどうなのでしょうか?

FXで稼ぐための投資資金は必ず自己資金で行う

FXトレードに使う資金は、他社(他人)から借りるのでは無く、必ず自己資金で行うようにして下さい。これが、他社から借入れた資金の場合には必ずと言っていいほど破綻する事になります。

というのも、自己資金の場合は、最悪その資金を全て失う結果になったとしてもそれはあくまで自分のお金なので、そのお金が無くなるだけで済みます。

もっとも、いくら自己資金だからと言っても、そのお金が無くなるのは寂しいのでなるべくならFXトレードで利益を出し続けたいところですよね?

自己資金以外では必ずプレッシャーが掛かります

しかし、これが他社から借入れた資金の場合には、絶対にこのお金を失うわけにはいかない、借入れたお金なので一刻も早く返済しないと大変だなどと、FXトレードにおいて一番邪魔な邪念やプレッシャーが入る事になります。

すると、FXトレードで必要な集中力が無くなり、代わって不必要な焦りが出る事になりますので、普通にトレードすれば勝てる状態でも結果として負けてしまう=損失が出るケースが多々あるのです。

FXで稼ぐためには、常日頃から冷静に、精神的にも落ち着いてトレードする必要がありますので、その対極にある余計な邪念やプレッシャーなど、邪魔もの以外の何物でもありません。

ですので、あなたがFXトレードで稼ぎたいのであれば、FXトレード用の資金は必ず自己資金で行って下さいね。ちなみに、この自己資金というのは普段の生活に支障がない余裕資金の事になります。

まとめ

FX初心者は

  • 流れを見極める事
  • 万が一の時の備え
  • 借金してはいけない

上記の三つを守れば必ず初心者じゃなくなり優秀なプレイヤーになる日がやってきます!

特に為替相場では、いつ何が起きるか分からないため、突然何かが起こったとしても冷静に対処する事が可能な心構えが必要になります。

それに、為替相場は、何も今日・明日終わるというものではありませんので、焦らずゆっくりと進んでいきましょう。

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